北米の米料理
パンや肉が主食のアメリカでも一部の地方では米料理がポピュラーです。その中でも代表的なのがニューオリンズ名物の「ジャンバラヤ」で、スペインのパエリアを原型としたものでハムやトマト、玉ねぎやピーマン、肉や魚などの具が使用されます。
また北米大陸ではありませんが、白いご飯の上にハンバーグとレタスなどの野菜を乗せ、その上からソースをかけて目玉焼きを乗せた「ロコモコ」なども有名な米料理です。
そしてメキシコでは米をきつね色になるまで炒めてトマトやニンジンなどの野菜を加え、スープを入れて蒸し焼きにした「アロス・ア・ラ・メヒカーノ」がポピュラーです。
またキューバには「アロス・コングリ」と呼ばれる豆ごはんがあり、ジャマイカにはココナッツ風味の豆ごはんである「ライス&ピーズ」がお米料理として食されています。
そしてこちらはインポートの部類に入りますが、アメリカではアボカドを使った裏巻き寿司の「カリフォルニアロール」や、カナダでは香ばしく焼いた鮭を皮ごと巻き込んで作る裏巻き寿司の「BCロール(ブリティッシュコロンビア・ロール)」などがポピュラーで、寿司そのものも有効なダイエット食として多くのプロスポーツの選手達が好んで食べているようです。